Nyakki! 2.0

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Mozillaは2017年に収益が4000万ドル以上増えた。

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Mozillaは2017年の財務情報などを発表しました。Mozillaの収益は2017年に4000万ドル以上増加し、純資産は8800万ドルも増加しました。

Mozilla revenue rose by over $40 million in 2017 - gHacks Tech News

Google-Firefox search deal gives Mozilla more money to push privacy - CNET

https://www.ghacks.net/wp-content/uploads/2018/11/mozilla-revenue-expenses.png
この情報には2月のMozillaによる3000万ドルでのPocketの買収も含まれています。

Firefoxブラウザでデフォルトで検索エンジンとして設定する契約がMozillaの収益の大部分を占めることとなりました。GoogleやYandexのような企業との契約金が5億3900万ドル、寄付金、利息や広告収入などを含む他の収益金が3300万ドルとなりました。
Mozillaは2017年早くにYahoo!との契約を終了し、代わりにGoogleと取引しています。
BaiduやYandexといったGoogle以外の検索エンジンとも契約を結び、米国以外からの収入も非常に大きいといいます。

また、2月に買収したPocketからも3百万ドルの収益を得ています。英語版Firefoxでは新しいタブページにPocketを利用した広告付きおすすめ記事の表示も可能です。

検索エンジンからの収益も増えました。これらはまだ総収入の10%も占めていませんが、収益源を多様化したいMozillaとしてよい傾向です。

一方、収益は増加しましたがソフトウェアのプロジェクトに3000万ドル、マーケティングに1千800万ドルと費用も増えました。これは、主にFirefoxの市場の縮小を阻止しようと開発、宣伝してきたFirefox Quantumの影響が大きいです。

また、Firefoxを毎月利用するヘビーユーザーは昨年で3億人から2億7,700万人に減少。全体のブラウザと比較するとGoogleChromeが全体で62%を占めるのに対してFirefoxは去年から1%下がり、わずか5%となりました。

Mozillaとしては、新たなFirefox Quantumをより宣伝してユーザーを獲得していきたいところです。

詳細はMozilla公式ページからも確認できます。

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