パスワードマネージャ「Bitwarden」をSnapでUbuntuにインストールして使ってみた。
Bitwardenはオープンソースで開発されている無料のパスワードマネージャーです。
クラウドでパスワードを保存し、複数のデバイス間で同期をしてくれます。
様々なサイトで同じパスワードを使用していると、流出した際に 被害がかなり大きくなってしまいます。
そのため、サイト別にパスワードを用意した方がセキュリティを高めることができますが、パスワードを忘れてしまいますよね。
Bitwardenを使用するとパスワードの管理が簡単になります。
パスワードは暗号化して保存されるため、Bitwardenの開発チームでさえ見ることは不可能です。
インストール
デスクトップ版
Linux(Snap)
Ubuntu 18.04の方は「Software」を起動して、「Bitwarden」と検索し インストールしてください。
Linux Mintや、その他のバージョンの方は以下のコマンドを入力してください($を除く)。
$ sudo apt install snapd $ snap install bitwarden
その他
Snapが使用できない場合や、Windows,Mac,スマホの方は公式ホームページから
モバイル
スマートフォンでも使用できます。
ブラウザ拡張
Firefox
Bitwarden - 無料パスワードマネージャー – Firefox 向けアドオン
Google Chrome,Vivaldi,Chromium系
Bitwarden - Free Password Manager - Chrome Web Store
Microsoft Edge
Bitwarden Extension - Free Password Manager を入手 - Microsoft Store ja-JP
デスクトップ版アプリを使ってみた
起動するとログイン画面が出てきます。
ログインを完了すると、このような画面になります。
「アイテムの追加」から適当に追加してみます。
追加できました。
チェックをクリックすると、過去にそのパスワードが漏洩したことがあるか確認できます。
Firefox拡張機能も使ってみた
せっかくなので、ブラウザ拡張も試してみることに。
まずは、ログインします。
その後、どこかのサイトでログインをすると…
上部にこのようなバーが表示されるので、「保存する」を押すと 自動でBitwardenにログイン情報が保存されます。
使ってみて
オープンソースのため、サードパーティ製のサービスに不安を感じる方は 自前のサーバーを設定することもできます。
コマンドラインからの操作もできます。
また、メモもここに保存しておくことが出来るので、安全に保管しておきたいメモはここにおいておくと良いかもしれません。
他にも フォルダー分けが出来たり、比較的、安全性が高く 使いやすいサービスなのではないでしょうか。
オープンソースのパスワードマネージャーとしては、KeePassXCなどがありますが こちらはオフラインでローカルに保存するタイプです。
Bitwardenは複数のデバイス間で同期が出来るクラウド型のサービスです。
それぞれ形が違うので、自分にあったほうを使ってみると良いかもしれませんね。